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Voyage Asterisk

3,379 バイト除去, 2017年11月18日 (土) 17:51
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VoyageはDebian派生のためaptでAsteriskを入手できますが、バージョンが古いものしかないこととCF向けに調整されていません。そこでVoyage用のAsteriskを用意しました。<br>
[[Microclient JR]]用に調整してありますが、Voyage Linuxが動く環境であれば他のマシンでも使用できると思います。<br>
==個別インストール版==
Voyage LinuxとAsteriskを個別にインストールしたい方は[[Voyage Asterisk 個別インストール版]]のページを参照してください。
==一括インストール版==
用意するもの
*Linuxがインストールされているマシン
*Linuxマシン上で使用できるカードリーダ/ライタ
*インストール用のCFカード
*Linuxマシン上にマウントポイント(例:/mnt/cf)を作成しておく
[[Voyage Asterisk 個別インストール版]]まず一式を以下から入手し、Linuxマシン上に展開しておきます。<br>まずは[[Voyage Linux]]のページを見て、Voyage Linuxをインストールしてください。Voyage Linuxが動作する環境であれば、[[Microclient JR]]以外のマシンでもこのAsteriskが動作すると思います。<br><br>なお当然ですが起動した後はroマウントされていますので、入手や展開などはremountrwを実行してから行います。==グループとユーザの登録=="asterisk"で動作させるのなら、グループとユーザを登録しておきます。UID,GID=5060は趣味です :) # groupadd -g 5060 asterisk # useradd -g 5060 -u 5060 -d ftp:/var/libftp.voip-info.jp/asterisk -s /sbinvoyage/nologin asteriskvoyage-0.3.1_asterisk.tar.gz
==Zaptel=CFにパーティションを作成する===インストール先のCFにパーティションを作成しておきます。300MBもあれば十分です。後から追加するものがなければ256MBでもかまいません。起動パーティションとするので一応、アクティブに設定しておいてください。ftp: # fdisk /dev/ftp.voip-info.jpsdc Command (m for help): p Disk /asteriskdev/voyagesdc: 1024 MB, 1024966656 bytes 32 heads, 62 sectors/zapteltrack, 1009 cylinders Units = cylinders of 1984 * 512 = 1015808 bytes Device Boot Start End Blocks Id System Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1.-4.3_voyage.tar.gz<br>): 1ルートディレクトリで展開してください。 First cylinder (1-1009, default 1): Using default value 1展開したならば'''depmod Last cylinder or +size or +sizeM or +sizeK (1-a'''と'''ldconfig'''を実行しておいてください。<br>1009, default 1009): +256M udevの関係でAsteriskをユーザ Command (m for help):asterisk、グループ:asteriskで実行する場合にはファイルの調整が必要です。<br>p Disk /etcdev/udevsdc: 1024 MB, 1024966656 bytes 32 heads, 62 sectors/permissions.rules のzaptelのエントリを以下のように修正します。track, 1009 cylinders SUBSYSTEMUnits =cylinders of 1984 * 512 ="zaptel", GROUP="dialout"1015808 bytes Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdc1 1 253 250945 83 Linux Command (m for help): a Partition number (1-4): 1 SUBSYSTEM=="zaptel", OWNER="asterisk", GROUP="asterisk"修正した後は /etc Command (m for help): w/init.ddev/udev restart でudevデーモンを再起動しておきます。sdcは例です。自分の環境にあわせて正しいデバイス名を使ってください。
==Asterisk==ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/voyage/asterisk-1.4.5_voyage.tar.gz<br>日本語音声対応済み、ひかり電話のRT-200NE対応パッチ適用済みです。入手したならばルートディレクトリへ展開してください。<br>デフォルトで入っている設定ファイル類は[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4用に準じますが、asterisk.confのastrundirが/var/run/asteriskに変更されています。 Asteriskを動作させるにはパッケージの追加が必要です。ファイルシステムを生成しておきます。 # apt-get install libstdc++5を実行してください。<br>再起動するかmke2fs /etc/init.d/asterisk startで起動するはずです。<br>CFのROマウントから起動するため、/var/spool/asteriskや/var/log/asteriskはtmpfs上にあります。そのまま使い続けるといずれメモリ不足で落ちるはずですので注意してください。<br>AsteriskのログはSyslogに頼っています。Asterisk自体ではログを吐かないため、ログを確認する際には/var/logdev/messagesを見てください。ログもtmpfs上なので継続使用には注意します。Syslogを別なマシンに飛ばすなどすれば良いでしょう。*別パーティションの使用Asterisk用に別なパーティションを作成するか例えばUSBメモリのような外部ストレージを使ってマウントしておくと、自動的にそれを使用します。設定の手順は以下の通りです。#fdisk等でパーティションを作成し、mkfsします。tune2fs -c 0 <デバイス> でチェックを無効にします。#/asteriskというディレクトリを作成します#/etc/fstabに次の1行を追加しておきます。sdc1 /dev/hdb2 /asterisk ext2 defaults,noatime,rw 0 0*実行ユーザの変更/etc/initmke2fs 1.d/asteriskスクリプト内のAST_USERとAST_GROUPのコメントを外してください。ディレクトリパーミッション等も自動的に適切に調整される38 (はず30-Jun-2005)です。 ==インストール後の状況= Filesystem label=1GBのCFを使用しルートとして600MB程度を割り当てた場合のディスク使用量は概ね次のようになっています。 voyageOS type:/# df -HLinux Filesystem Size Used Avail Use% Mounted onBlock size=1024 (log=0) rootfs 600M 165M 405M 29% /Fragment size=1024 (log=0) udev 11M 29k 11M 1% /dev62744 inodes, 250944 blocks /dev/hdb1 600M 165M 405M 29% / /dev/hdb1 600M 165M 405M 29% /dev/12547 blocks (5.static/dev tmpfs 61M 0 61M 000% /lib/init/rw) reserved for the super user tmpfs 61M 4.1k 61M First data block=1% /dev/shm tmpfs 8.4M 435k 8.0M 6% /rw==chan_cellphone=Maximum filesystem blocks=67371008実はBluetoothドングルを挿せば携帯ゲートウェイとして動作するようにしてあります。なお、このAsteriskに含まれるのは現在のtrunkのadd-onではなく、Asterisk 1.4.4用のchan_cellphoneです。<br> 31 block groups 8192 blocks per group, 8192 fragments per groupまずaptでbluetoothを持ってきます。 2024 inodes per group # apt-get install bluetooth余計なものを結構引きつれてくるので、ディスクの消費を抑えたい人は依存無視してホゲってください。<br>/etc/bluetoothのhcid.confの以下の箇所を修正します。Superblock backups stored on blocks: # Security Manager mode8193, 24577, 40961, 57345, 73729, 204801, 221185 # none - Security manager disabled # auto - Use local PIN for incoming connections # user - Always ask user for a PIN # security auto; <-- autoにする  # Default PIN code for incoming connections passkey "1234"; <-- passkeyは自分で設定 /etc/init.d/bluetooth restartでbluetoothを再起動します。エラーが出ますが無視してかまいません。<br>次にhcitool scan を実行して、使用する電話機のアドレスを調べてメモしておきます。 rfcomm.confに以下のようなエントリを追加します。 Writing inode tables: done rfcomm28 { # Automatically bind the device at startup bind no;Writing superblocks and filesystem accounting information: done
This filesystem will be automatically checked every 24 mounts or 180 days, whichever comes first. Use tune2fs -c or -i to override. # Bluetooth address of the devicetune2fs -c 0 /dev/sdc1 device アドレス; channel tune2fs 1; comment "Nokia E60";.38 (30-Jun-2005) }Setting maximal mount count to -1
設定したならば再度、bluetoothを再起動します。===インストール===[[Voyage Linux]]のページを参考にしてVoyage Linuxをインストールする手順で行ってください。この手順だけでAsterisk+Zaptel込みのVoyage Linuxがインストールされます。<br>この後、電話機側からの操作でペアリングを行い、設定したパスキーを入力します。認識されたならば"認証済み"にし、自動接続を許可しておきます。<br>基本的にVoyage Asteriskを展開したディレクトリで ./usr/local/sbin/voyage.updateを実行するだけです。
Asteriskの設定は、まずmodules.confのnoload=>chan_cellphone.soをコメントアウトしてください。<br>次にcellphone.confに以下のようなエントリを追加します。<br> [NokiaE60] address=アドレス port=28 contextgrubの調整=cell-in type=Phoneノキアの場合、ヘッドセットプロファイルで入るにはport=28に設定しないとダメなようです。他の電話機は・・ちょっとわかりません。<br>設定が完了したならば'''Asteriskを再起動'''します。reloadでは不十分です。Microclient JRまたはCFスロットがIDEのプライマリ・スレーブのマシンの場合には調整は要りません。挿し込んでブートするはずです。他のマシンで起動する場合にはCFカードを一旦マウントしてboot/etcgrub/initgrub.d/asterisk stopで停止し、startしなおしてください。<br>これで携帯がFXOになるはずです。テクノロジはCELLでCELL/デバイス/番号で発信できます。上の例では CELL/NokiaE60/0312345678を指定すると発信できます。着信は'''s'''エクステンションに対して行われますので、適切なコンテキストを作成してください。confを調整してください。===CLIコマンドAsterisk動作環境の調整===cell search を実行するとbluetoothデバイスを検索します。実行に時間がかかるので慌てないように。<br>cell show devices を実行すると現在接続されているデバイス一覧が出ます。<br>電話機が接続されると、以下のようなメッセージがCLIに出ます。 -- Bluetooth Device NokiaE60 has connected. -- Bluetooth Device NokiaE60 initialised and ready.[[Voyage Asterisk 個別インストール版]]のページを参考にして、別パーティション上にAsteriskが書き込むエリアを作ると良いでしょう。

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