「SoundPoint IP320」の版間の差分

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(sip.conf)
(注意点)
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PoE(IEEE802.3af)対応のためACアダプタが付属していません。必要な場合には国内でDC 24Vのものを入手するとよいでしょう(秋月とか)。<br>
 
PoE(IEEE802.3af)対応のためACアダプタが付属していません。必要な場合には国内でDC 24Vのものを入手するとよいでしょう(秋月とか)。<br>
 
従来のPolycomと異なりヘッドセット端子が2.5φミニステレオジャックになっています。RJ-11タイプのヘッドセットはそのままでは使えないので注意してください。<br>
 
従来のPolycomと異なりヘッドセット端子が2.5φミニステレオジャックになっています。RJ-11タイプのヘッドセットはそのままでは使えないので注意してください。<br>
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PolycomのラインキーはSIPエンティティそのものです。なので、いわゆる『1番に電話』機能は使えませんので注意してください。
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==機能==
 
==機能==
 
プロトコル : SIP,同時2ライン,各ライン毎に2通話まで<br>
 
プロトコル : SIP,同時2ライン,各ライン毎に2通話まで<br>

2007年9月2日 (日) 02:19時点における版

IP320.jpg IP320LCD.jpg
Polycom製のIP電話機。300シリーズ型番だが、従来の300シリーズ(300,301)とは全く別物。Polycomにしてはとても安価な機種だが、定評あるスピーカフォン(ハンズフリー)機能を搭載するなど、Polycom製品として妥協のない機種になっている。
特徴的な点のひとつは、これまでになくコンパクトになった点。ボタン類の配置やサイズが見直されており日本のオフィスや家庭でも違和感のないサイズに収まっている。液晶ディスプレイは小さくなったものの、グラフィック液晶(モノクロ)の採用により必要な情報がポップアップ表示されるため操作しずらいようなことはない。
なお、320と330の違いはLANポートの数(330はPCポートがある)のみ。機能的な差異はない。
CPUがパワーアップされているようで、IP300と比較するとWeb管理インタフェースの動きは、かなり軽快。ひとつ上のクラスであるIP430と遜色がない。ただし、400/500シリーズと比較して同時通話数が制限されているようで、各ラインあたり2通話までの制限がある模様。
http://www.polycom.com/usa/en/products/voice/desktop/soundpoint_ip/soundpoint_ip330_320.html

注意点

PoE(IEEE802.3af)対応のためACアダプタが付属していません。必要な場合には国内でDC 24Vのものを入手するとよいでしょう(秋月とか)。
従来のPolycomと異なりヘッドセット端子が2.5φミニステレオジャックになっています。RJ-11タイプのヘッドセットはそのままでは使えないので注意してください。
PolycomのラインキーはSIPエンティティそのものです。なので、いわゆる『1番に電話』機能は使えませんので注意してください。

機能

プロトコル : SIP,同時2ライン,各ライン毎に2通話まで
PoE : IEEE802.3af
キー : Dial,保留,ミュート,ヘッドセット,スピーカフォン,Line1/2,ソフトキー×3,カーソル移動キー,音量UP/DOWN(注:転送などの操作はソフトキーで必要な場面で出てくるようになっている)

Polycomのおやくそく

Webインタフェースのデフォルトユーザ名は"Polycom"、パスワードは"456"。
電話機のadminパスワードもデフォルトは"456"

設定方法

プロビジョニングサーバがあった方がファームの更新など何かと便利ですが、なくても動きます。
プロビジョニングを使用する場合にはDHCPでブートサーバアドレスを引き渡してやるか、電話機が起動時に出るSetupメニューでサーバを指定します。

IPアドレスの確認方法

電話機で[Menu] -> 2 Staus -> 2 Network -> 1 TCP/IP Parameters..
メニューを戻るには左矢印キー。メニューを抜けるには[Menu]ボタン。
IPアドレスがわかったらブラウザでアクセスします。ユーザ名とパスワードは上に書いてある通り。
なお設定は必要な項目のみ記述します。後はデフォルトでかまいません。

General

TimeでNTPサーバを設定しておきましょう。GMT Offsetは"9"で、Daylight Savingsは当然"Disabled"です。

Network

とりあえず触らなくていいです。

SIP

Outbound Proxy

Address : AsteriskのIPアドレス
Port : 5060
Transport : DNSnaptrまたはUDP Only

Server1

Address : AsteriskのIPアドレス
Port : 5060
Transport : DNSnaptrまたはUDP Only
Expires : 3600
Register : 1

Lines

ここがちょっとわかりにくい点ですが、Polycomのラインキーの1とか2はそれぞれがSIPエンティティです。要するに電話機が2コ1とかになってると思えばいいです。以下にはLine 1を設定する例を示します。Line 2も使いたい場合には当然ですが、Asterisk側のsip.confには2個、セクションが要ります。例えば内線201と202など。
Line 1

Display Name : 表示名
Address : 内線@AsteriskのIPアドレスなど
Auth User ID : 認証ユーザ名。sip.confの [] の中。
Auth Password : パスワード。
Label : ラインの表示名(LCD上に表示されるもの)
Type : Private
Calls Per Line Key : 同時に発着信する数。320/330では2まで。

Server 1

Address : AsteriskのIPアドレス
Port : 5060
Transport : DNSnaptrまたはUDP Only
Expires : 3600
Register : 1

Asterisk側の設定

sip.conf

普通に書くだけです

[201]
type=friend
username=201
secret=pass
context=default
host=dynamic
canreinvite=no
dtmfmode=auto
callgroup=1
pickupgroup=1
mailbox=201

mailbox=を記述しておくとMWI(液晶の右上の赤LED)が点滅します。