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Skype for Asterisk

2,346 バイト追加, 2009年11月12日 (木) 02:57
chan_skype.conf
既存のSkypeアカウントがあればBCPに登録することができます。<br>
===chan_skype.conf===
ソースを展開したディレクトリに chan_skype.conf.sample というファイルがありますので、これを編集するか、以下を参照して設定ファイルを作ってください。<br>
'''[general]'''セクション
[general]
*disable_tcpauto
:デフォルトはnoに設定されています。デフォルトの設定では、Skypeエンジンは「適当な空いている」ポートを自動的に使います。サーバ機などで明示的にポートを指定したり、ファイアウォールでポートを特定する場合にはbind_portを指定し、このdisable_tcpautoをyesに指定します。
'''[ユーザ]'''セクション<br>
Skypeログイン名に対応するセクションを作成します。
[Skypeログイン名]
secret=パスワード
context=skype-in
exten=s
disallow=all
allow=ulaw,g729
direction=both
auth_policy=accept
buddy_autoadd=true
buddy_presence=yes
*[]セクション
:Skypeのログイン名を指定します。
*secret
:Skypeのログインパスワードを指定します。
*context
:このセクションが使用するコンテキストを使用します。この例ではskype-inとしています。
*exten
:コンテキスト内の着信extenを指定します。デフォルトはユーザ名です。
*disallow, allow
:他のチャネル同様に使用できるCODECを指定します。指定できるCODECはulaw,alaw,g729のいずれか、またはその組み合わせです。G.729 1チャネル分のライセンスはSFAに含まれています。
*direction
:このユーザが発信、着信、またはその両方が使用できるかを制限します。incoming, outgoing, both のいずれかを指定します。
*auth_policy
:相手を認証するポリシーを指定します。上の例では全て自動認証します。
:accept:Skype名 を指定すると、指定された相手は自動認証します。
*buddy_autoadd
:相手を自動追加するかどうかを指定します。デフォルトは trueです。
*buddy_presence
:相手のプレゼンス情報の扱いを指定します。
===extensions.conf===
上記の例をもとにextensions.confの記述を簡単に説明します。
*着信
:上の例ではコンテキストをskype-in、extenを s としましたので、以下のように書きます。
[skype-in]
exten s,1,Dial(SIP/201)
このように記述すると、Skypeからの着信はSIP/201に接続されます。
*発信
Dial(Skype/自分側の名前@相手の名前)
自分側の名前は[ユーザ]のセクションで指定したSkype名です。相手は発信したいSkypeユーザの名前です。Asteriskは番号体系で動作していますが、Skypeは名前で動作してるため、これらの間のマッピングはextensions.conf内で行います。例えば
exten => 123456,1,Dials(Skype/my_name_of_skype@buddy_name_of_skype)
のように記述し、番号と名前を紐付けてダイヤルします。

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