Cisco/Ringing

2008年2月19日 (火) 00:12時点におけるMR G (トーク | 投稿記録)による版 (着メロを自分で作ってみるテキスト追加)

Cisco電話機の着信音を、用意した音声ファイルに変更することが出来る。
Twenty four仕様にすることも可能である。

目次

必要なファイル

以下のファイルを用意しておく。

RingList.xml

着メロファイルの設定ファイル
下記のサンプルをコピペして使っても問題ないだろう。
音声ファイルは設定者側で用意する必要がある。
設定内容は下記の通り

DisplayName
着信音の一覧に出てくる名称。日本語で表示させる場合は、文字コードをUTF-8にして保存したほうが無難だろう。
FileName
tftpサーバーから引っ張ってくるファイル名。
<CiscoIPPhoneRingList>
	<Ring>
		<DisplayName>Twenty four</DisplayName>
		<FileName>24.raw</FileName> 
 	</Ring>
 	<Ring>
		<DisplayName>悲鳴</DisplayName>
		<FileName>Hie.raw</FileName>
	</Ring>
</CiscoIPPhoneRingList>

DistinctiveRingList.xml

鳴り分けをするときに利用する。

着信音を自作する(windows版)

  1. wav形式のファイルを拾ってくる。
  2. 全長が2秒に納まるようにファイルを加工する。(vector窓の杜でソフトウェアをダウンロードして加工)
  3. soxを使って、Ciscoの着信音の仕様に沿ったファイルを作成する。
  4. RingList.xmlを編集
  5. tftpサーバーにファイルをアップロード
  6. 電話機の設定を変えてみる。

以下、soxのコマンド入力例

sox -t wav Futae-no-Kiwami.wav -t raw -r 8000 -U -b -c 1 Futae-no-Kiwami.raw resample -ql 

以下、Cisco電話機の着信音仕様

8000 Hz サンプリングレート
8ビットモノラル
ulaw 形式
長さが0.03 秒~2.01 秒

tftpサーバーにファイルを保存する

tftpサーバー(の公開ルートディレクトリ)に、各ファイルを保存する。

ringlist.xml
24.raw
Hie.raw

設定終了確認

  1. アプリケーションのボタンを押す
  2. 設定を選択
  3. ユーザ設定を選択
  4. 呼び出し音を選択
  5. デフォルト呼び出し音を選択
  6. 自作した着信音を選択
  7. 保存

という流れで着信音がTwenty fourになる

外部リンク(元ネタ)