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Asterisk WSL

2,056 バイト追加, 2018年6月23日 (土) 13:42
Asteriskのコンパイルとインストール
[[カテゴリ:Asterisk]]
[[カテゴリ:Windows]]
ニーズがあるかどうかわかりませんが。WindowsでAsteriskを動かす方法。<br>注意:この記事の内容はWindows 10 April 2018 Update以降で動作を確認しています。以前のWSLではLinux上のプログラムがlistenできなかったので正しく動作しません。
==基本条件==
Windows 10のWindows Subsystem for Linux(WSL)を使用します。<br>
wget https://voip-info.jp/downloads/asterisk/conf/conf-sample-13_0627.tar.gz
tar zxvf conf-sample-13_0627.tar.gz
をやっておくとサンプル設定ファイルが使えますをやっておくと[[Asterisk_13_サンプル設定ファイル]]ファイルが使えます(セキュリティには注意。デフォルトでインターネット上に放置しないように)。<br>PJSIP付きでコンパイルしたい場合には13.8.0以降ならば ./configure --with-pjproject-bundledを実行してからmakeしてください。 
==Windowsファイアウォールの設定==
Windows Defenderの設定を開きます(CortanaにWindows defとか入力すると見つけるのが早い)。<br>
[[画像:WSL008.png | 420px]]<br>
適当な名前を付けて保存します。Asterisk-SIPなど。<br>
同様にしてUDPも新しい規則として登録します。同様にしてRTPも新しい規則として登録します。<br>
[[画像:WSL009.png | 420px]]<br>
サンプル設定ファイル標準なら'''UDP'''の'''10000-20000'''を開けておきます。<br>
<br>
注:サンプル設定ファイルでPJSIPも使いたい場合には5070/UDPを開けるのも忘れないように。<br>
 
==Asteriskの起動と停止==
bash上からフォアグラウンド起動するなら
asterisk -vvvc
で起動するとフォアグラウンド起動します。<br>
バックグラウンド起動したければ普通に
asterisk
を実行すると裏に回るので、CLIに入りたい場合にはasterisk -vvvcrで入ります。<br>
ただし、裏に回した状態でbashからexitしてもWindows上のプロセスとして残るので注意してください。<br>
[[画像:WSL010.png | 320px]]<br>
まあデーモンになるので、この方が便利といえば便利なのですが。<br>
Asteriskのmake時にmake configをやっておけば/etc/init.d/asterisk startも効きます。<br>
 
==ソフトフォンとACL調整==
Asteriskを動かしているWindows機上で同時にソフトフォンを使おうとすると、サンプル設定ファイルを使用してる場合にはAsteriskのACLで弾かれます。sip.confの以下の箇所を調整してください。
;ACL
;安全措置のため192.168系以外は受け付けない
;他のネットワークを使用している場合にはここを変更すること
deny=0.0.0.0/0
permit=192.168.0.0/255.255.0.0
permit=127.0.0.0/255.0.0.0 <--この行を追加する
1行追加したらCLIでsip reloadして有効化してください。<br>
同一マシン上のWindows上のソフトフォンから使用する場合、Asteriskサーバとして127.0.0.1(localhost)を指定すれば内線として使用できます。

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