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Asterisk NAT

544 バイト追加, 2009年1月12日 (月) 09:14
対応2
==a) Asteriskサーバがグローバル、端末がNAT背後==
[[画像:Asterisk NAT1.gif|thumb|イメージ図]]
Asteriskサーバ側がグローバルIPアドレスを持ち、それにアクセスする端末側がNAT背後にある場合の対応は比較的簡単です。<br>
sip.confの各セクションに次のように記述します。<br>
この方法でフリースポットやM-Zoneなどのホットスポット系から使用できることを確認しています。<br>
==b) AsteriskサーバがNAT背後==
この場合は、かなりやっかいです。接続ないしRegisterする相手側がAsteriskの場合で、グローバルIPアドレスを持つ場合には相手にnat=yesを記述してもらえれば解決しますが、そうでない場合には対向先の状況にかなり依存するようです。<br>
===対応1===
externhost=sip.hogehoge.net
localnet=192.168.0.0/255.255.0.0
外側のIPアドレスが不明な場合にはDDNS(Dynamic DNS)サービスを利用するなどしてextenhostサービスを利用するなどしてexternhost=を記述します。<br>
ルータのNATを調整し、SIP(5060/UDP)とRTP(デフォルトでは10000~20000/UDP)をAsteriskサーバのローカルIPアドレスに向けます。<br>
ただし、これらの対処を行ってもRegisterできないITSPがあります。<br>
 
===対応2===
上記の方法で解決しない場合、ヤマハのルータを使えば解決する場合があります。ヤマハのルータではSIP上記の方法で解決しない場合、SIP-NAT機能を持つものがあり、これを利用することでAsteriskをNAT背後で動作させることが可能です。ただし、この方法についてはヤマハが保証しているわけではありませんので、ヤマハには問い合わせないで下さい。NAT機能を持つルータを使えば解決する場合があります。SIP-NAT機能を利用することでAsteriskをNAT背後で動作させることが可能です。ヤマハのルータにはSIP-NAT機能を持つものがあり動作実績があります。ただし、この方法についてはヤマハが保証しているわけではありませんので、ヤマハには問い合わせないで下さい。<br>
*ルータ自体のVoIP(IP電話)機能はオフにします
*(当然ながら)SIPとRTPのポートはフィルタで開けます
localnet=192.168.0.0/255.255.0.0
対応1の方法ではRegisterできなかったITSPも、これで使用できる場合があります。
 
===qualify===
NATテーブルの保持のためITSP接続時でも相手に対してqualifyを指定するとテーブル維持に効果があります。ただし、ITSP側から文句を言われる可能性はあります。
==c) Asteriskも端末もNAT背後==
a)とb)の方法を組み合わせます。なお、b)の方法を実施するには外側IPアドレスがわからなくてはなりませんので、DDNSを使用する必要があります。端末側からAsteriskに接続するにはDDNSで取得したFQDNを指定します。<br>
==d) どうしてもダメな場合==
IAXで接続させてくれるITSPを選択するのがベストでしょう。
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