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Asterisk FUSION

6,814 バイト追加, 2016年6月27日 (月) 10:39
FUSION B2BUA
==AsteriskとFUSIONの接続==
FUSIONがAsterisk対応を正式に表明したため、堂々と繋ぐことができます。<br>
以下のサイトにアクセスに、アンケートに答えることでパッチファイルの同梱されたtar+gzipファイルを入手することができます。<br>:http://www.asterisk-fusion.jp/ 以下の情報は、正式対応になったので古い情報になりました。<br><i>ただし、専用のパッチが必要となるので留意してください。現在のところ各種検証のためクローズドβの形でパッチが提供されていますので、テストしてみたい方はクローズドβに参加してください。</i><br>
:http://www.fusioncom.co.jp/news/2009/20091111.html
:http://www.asterisk-fusion.jp/==AsteriskでFUSION用ゲートウェイを作る== Fusion様提供の公式パッチはバージョンが古いので外部接続用のGWを設置したい場合。→ [[Asterisk_FUSION_GW]] 
==GOLとの接続==
FUSIONの場合、通話品質の確保のためISPとしてGOLとの接続が必要となります。このため、既存のISP接続がすでにある場合には、ちょっと面倒になりますが既存接続を維持したままGOLを使う場合には、Linuxサーバから直接PPPoEを喋らせてしまうのがNAT抜けの点でも簡単だと思われますので、ここではPPPoEでGOLと接続する方法を解説してみます。FUSIONの場合、通話品質の確保のためISPとしてGOLとの接続が必要となります(アクセスラインはNTT東西のフレッツADSLもしくはBフレッツに限定されます)。このため、既存のISP接続がすでにある場合には、ちょっと面倒になりますが既存接続を維持したままGOLを使う場合には、Linuxサーバから直接PPPoEを喋らせてしまうのがNAT抜けの点でも簡単だと思われますので、ここではPPPoEでGOLと接続する方法を解説してみます。<br>===CTUの設定(NTT西日本利用のひかりプレミアム接続の場合)===CTUにマルチでPPPoEセッションを張る設定を行わないといけません。(通常はオフになっています)<br>「フレッツ接続ツール」を使って「複数のPPPoEセッションを張る」設定を<b>有効</b>にしておかないといけません。<br>また、PPPoEのMTU設定は通常と異なり1438バイトに設定する必要がある。:図は後で描く 
===ルータの設定===
ルータでは既存のISP接続はそのままにしておき、"PPPoEブリッジ機能"を有効にしておきます。多くのルータでは、おそらくこの機能は有効になっているでしょう。この場合の接続は以下のようになります。<br>
Do you want to start this connection at boot time?
Please enter no or yes (default no): yes ブート時にセッションを自動的に張るかどうか(ここはyesにしておいた方が良いと思います)
Start this connection at boot time
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp -m udp --dport 631 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p tcp -m tcp --dport 631 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -p udp -m udp --dport 5060 -j ACCEPT <--注:ローカルでSIPを使うため -A RH-Firewall-1-INPUT -p udp -m udp --dport 10000:20000 -j ACCEPT <--注:ローカルでSIPを使うため
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 22 -j ACCEPT
-A RH-Firewall-1-INPUT -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
COMMIT
記述の順序に注意してください。デフォルトで設定されるファイアウォールの設定ではインタフェースを指定しないものがあるため、これらのエントリより前にppp0のエントリを書く必要があります。<br>
なお、この記述例ではローカルネットワーク(eth0)からはsshとSIP/RTPしか使えなくなっています。<br>
 
==Asteriskの設定==
Asteriskの設定はそれほど難しくありませんが、FUSIONの特性のため留意しなくてはならないことがあります。以下の説明を十分に理解して設定を行って下さい。<br>
*allowguestの扱い
:'''FUSIONではallowguest=yesにしなくてはなりません。'''
:これはFUSION側からの着信の際に'''FUSION側のIPアドレスが決まっていない'''ためです。
:このためallowguest=yesを有効にしていないと着信することができません。
:もし、発信にしか使わないのであればallowguest=noでも構いません。
このことを十分に留意してsip.confとextensions.confを記述します。これは以下の方針で行います。
*sip.confの設定
:allowguest=yesを指定します
:'''デフォルトのコンテキストをincomingにします'''
:'''内線を接続するコンテキストをdefaultにします'''
この方針に十分、注意してください。FUSION側あるいはインターネット上からの接続要求は全てコンテキスト'''incoming'''内で処理することにします。このコンテキスト内にはextensions.confで'''外線発信の記述は入れません'''。<br>
<br>
===sip.conf===
sip.confは以下の例を参考にしてください。
[general]
maxexpirey=3600
defaultexpirey=3600
registertimeout=300
context=incoming <---注意1
port=5060
bindaddr=0.0.0.0
srvlookup=yes
disallow=all
allow=ulaw
allow=alaw
allow=gsm
language=ja
localnet=192.168.0.0/255.255.0.0
allowguest=yes <--指定する
;[fusion1]
register => FUSIONアカウント:パスワード@fusion1/FUSIONアカウント
[fusion1]
type=friend
username=FUSIONアカウント
fromuser=FUSIONアカウント
secret=パスワード
canreinvite=no
context=incoming
insecure=port,invite
host=指定されたSIPドメイン
fromdomain=sip.fusioncom.co.jp
dtmfmode=inband
allowsubscribe=no
nat=never
[201]
type=friend
defaultuser=201
secret=pass
context=default <--注意2
canreinvite=no
host=dynamic
dtmfmode=rfc2833
callgroup=1
pickupgroup=1
mailbox=201
[202]
type=friend
defaultuser=202
secret=pass
context=default
canreinvite=no
host=dynamic
dtmfmode=rfc2833
callgroup=1
pickupgroup=1
mailbox=202
sip.conf内ではデフォルトコンテキストを'''incoming'''に設定します。個別の内線のコンテキストを'''default'''で指定します。この個別指定は全ての内線に対して行います。<br>
 
===extensions.conf===
次にextensions.confでは以下の例のように記述します。
[general]
writeprotect=no
priorityjumping=no
[globals]
MYNUMBER=FUSIONアカウント
[default]
; Local SIP/IAX phones 201-209
exten => _20Z,1,Dial(SIP/${EXTEN}&IAX2/${EXTEN},,tT)
exten => _20Z,n,Hangup
exten => _0.,1,Set(CALLERID(num)=${MYNUMBER})
exten => _0.,1,Set(CALLERID(name)=${MYNUMBER})
exten => _0.,n,Dial(SIP/${EXTEN}@fusion1)
exten => _0.,n,Hangup
; Ext. 700 for Parking
include => parkedcalls
[incoming]
;From fusion
exten => ${MYNUMBER},1,Dial(SIP/201)
[incoming]コンテキスト内には内線にダイヤルするextenしかないことに注意してください。sip.confでallowguest=yesにしたため、万が一SIPポートに対するアタックが発生した場合でも、内線にダイヤルされるだけで外線に発信されることはありません。これによりアタックによる金銭的被害を防ぎます。<br>
内線電話機類はすべて[default]コンテキストに所属させます。このコンテキストからは外線発信ができますから、内線として接続されている電話機は外線に発信することができます。<br>
ただし、この方法では外部(外側)からREGISTERされると認証されてしまうと内線として扱われるのでパスワード等の扱いに十分に注意してください。'''サンプルのまま使用しないでください。'''<br>
*外線発信を特番にしてしまう
うかつに外線発信されてしまうことを避ける方法として、外線発信を『比較的長い』特番にしてしまうという手もあります。例えば1234をダイヤルした後に番号をダイヤルしないと外線発信できないようにするには以下の記述例を参考にしてください。
exten => _1234.,1,Set(CALLERID(num)=${MYNUMBER})
exten => _1234.,1,Set(CALLERID(name)=${MYNUMBER})
exten => _1234.,n,Dial(SIP/${EXTEN:4}@fusion1)
exten => _1234.,n,Hangup
この方法だと、プレフィクスとして使う4桁の番号を知らなければ外線に発信できません。
 
==FUSION B2BUA==
OpenGateサービス(B2BUA型)が提供されています。<br>
:http://www.asterisk-fusion.jp/b2buaog/
設定方法は [[Asterisk 13 サンプル設定ファイル]] を参考にしてください。
==FUSION IP-Phone SMART==2012年5月15日にFUSION IP-Phone SMARTβサービスが開始されました。個人向けサービスですが、標準的なSIP端末やソフトウェアから接続が可能です。<br>→[[FUSION_IP-Phone_SMART]]{{Template:書きかけ}}

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