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Asterisk 18

4,890 バイト追加, 2021年5月21日 (金) 13:20
編集の要約なし
==注意==
*'''SIPチャネル要注意'''
:SIPチャネルはPjSipが標準となりました。chan_sipはコンパイルされますが廃止予定扱いです。はやい時期にchan_sipからPjSipへの移行をお勧めします。Asterisk 18からはconfigureのオプションなしでもbundledでpjsipをダウンロードします。→ 18はconfigureのオプションなしでもbundledでpjsipをダウンロードします。→ [[Asterisk pjsip]]<br>
:なおAsterisk 16以降ではPjSIPはstatsdに依存しています。上のページの注意点をよく読んで設定してください。<br>
:参考情報ですがchan_sipを明示的にコンパイルしないようにするとコンパイル時間が短縮できます。
*'''Macro要注意'''
:Macroが廃止予定にされているので注意が必要です。Macroを多用している場合には早い時期にGosub/Returnへの書き換えが必要です。
apt install libssl-dev
あったほうが良いもの(MP3を使う場合にはsubversion必要)
apt install subvsersionsubversion
apt install git
これがないとやってられない人は以下も
日本語音声ファイルをインストールする場合には./configureの後 make menuselectを実行します。
# make menuselect
メニュー画面から '''Core Sound Packages'''で'''CORE_SOUND-JA-....'''の必要なフォーマットのファイルを選択し、[Save & Exit]でmenuselectを終了します。(ただし、日本語音声が18に対応しているのかどうかは不明です)<BR>
extenでMacro()を使用している場合、デフォルトではコンパイルされなくなったので注意してください。make menuselectでappのMacroを明示的にON指定してください(deprecatedの下にあります)。<BR>
<BR>
以前のバージョンからアップグレードを行う場合、変更されたモジュール類が多いので、一旦、以前のモジュールをディレクトリごと名前変更してバックアップしてからインストールしてください。<BR>
mv /usr/lib/asterisk/module /usr/lib/asterisk/module.1316.bak
あとはコンパイルとインストールを行うだけです。
# make config
これで新規インストールは完了します。最後の make config で起動時に自動起動するようになります。<br>
====『何か』が足りない場合のヒント====
Asteriskのモジュールでコンパイルされないものが出てきた場合には以下の方法で対処してください。Asteriskの機能アップとともに依存するパッケージも増えているので『新しい機能を使いいのに動かない』ような場合には要チェックです。<br>
make menuselectを実行します。コンパイルされていないモジュールを探します。例えば以下はLUAが使いたいけど、使えない場合に調べてみると'pbx_lua'がコンパイルされていない例です。
**************************************************
Asterisk Module and Build Option Selection
**************************************************
Press 'h' for help.
--- Core ---
[*] pbx_config
[*] pbx_loopback
[*] pbx_spool
--- Extended ---
[*] pbx_ael
XXX pbx_dundi
XXX pbx_lua
[*] pbx_realtime
XXXで表示されるものは『何か』が足りないのでコンパイル/インストールされないものです。カーソルを該当する箇所に移動すると、画面の下の方をみると次のような表示があるはずです。
Lua PBX Switch
Depends on: lua(E)
Support Level: extended
Depends onが何に依存しているかの情報で要するに"lua"に依存していることがわかります。<br>
ではluaのパッケージを追加すればOKかというと、それだけでは不足で、Asteriskはソースからコンパイルするので、単純なパッケージ追加だけではなく-devも追加する必要うがあります。なので、例えばLUAならば。
apt install lua5.3
apt install lua5.3-dev
のように、devパッケージも併せてインストールします。<br>
インストールが終わったら再度configureとmake menuselectをしてみましょう。
# ./configure --with-jansson-bundled
# make menuselect
再度確認すると次のようになっているはずです。
--- Extended ---
[*] pbx_ael
XXX pbx_dundi
[*] pbx_lua
[*] pbx_realtime
これで表示が'''[*]'''となったので、コンパイル/インストールされることがわかります。このようにして何のパッケージが不足しているかを確認/追加します。<br>
ただしAsteriskのmake menuselectで表示されるパッケージ名称は『一般的な』ものなので自分のディストリでそれが何に相当するのかは調べてください。
===SIPチャネルとしてPjsipを使う場合===
Asterisk 18はPjSIPはデフォルトでbundled扱いでダウンロード/コンパイルが行われます。このためconfigureを実行するだけでPjSIPも組み込まれます。
==サンプル設定ファイル==
単純な使用ならばAsterisk 13用の設定ファイルが使えますが、chan_sipが廃止方向にあるので今後この設定ファイルのchan_sip内線を使うことは推奨しません。<BR>
:[[Asterisk 13 サンプル設定ファイル]]
内線接続等は今後、PjSIPを使用して電話機を収容する以下のファイルを使って動作確認を行ってください。<BR>
:PjSIP用サンプル設定ファイル https://www.voip-info.jp/images/8/87/Conf-sample-pj.zip
ただし、少々悩ましいのはトランク側はchan_sipを使いたいけれども内線はPjSipという混合のケースです。トランクをPjSipで接続する例を増やしていきたいと思っていますので、ご協力をお願いします。
 
==ひかり電話ホームの使用==
*chan_sipは今後サポートされなくなりますので、PjSIPを使ってください。
:[[pjsip ひかり電話HGW]]を参照してください。
:chan_sipをどうしても使いたい場合にはMACアドレス認証を使ってください。
:chan_sip用パッチはもはや提供しません。chan_sipが廃止方向なのでpjsipを使ってください。

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