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Asterisk 11

2,754 バイト追加, 2014年12月7日 (日) 11:50
編集の要約なし
1.8系に続くLTSです。なお、Asterisk 10よりバージョン名の命名基準が変わっています。これまでのメジャーリリースは、1.2,1.4,1.6,1.8のようにドット下が偶数でしたが、今後は10,11,12のようになります。<br>
:http://downloads.asterisk.org/pub/telephony/asterisk/ChangeLog-11-current
:メンテナンス終了は2016年10月
:セキュリティフィックス提供終了は2017年10月
==概要==
Asterisk 11は最新のAsteriskのメジャーリリースで、Asterisk 1.8同様にLTS(Long Term Support:通常4年)になります。Asterisk 11のEOLは2017年10月が予定されています。<br>
==インストール方法==
*注意
これまではMeetMeを使用するためにDAHDIが使われていましたが、1.8からDAHDIを使用しない音声会議、Confbridgeが採用されているため、DAHDIは必ずしも必要ではありません。現在のところMeetMeがObsolateという情報はありませんが、今後の動向には注意しておいてください。8からDAHDIを使用しない音声会議、Confbridgeが採用されているため、DAHDIは必ずしも必要ではありません。現在のところMeetMeがObsolateという情報はありませんが、今後の動向には注意しておいてください(→[[Asterisk App ConfBridge]])。
===前提となるパッケージ類===
GCC、G++(GNU-C++)、OpenSSL、Ncurses、bison、カーネルソース(zaptel)、libxml2、libxml2、SQLite3<br>CentOS サーバインストールの場合、以下のパッケージ追加でコンパイル可能でした。6.3 Basic Serverの場合、以下の手順でコンパイル環境を整えます。<br>開発環境系パッケージを一括インストールしておく。 yum groupinstall "Development Libraries" "Additional Development"
パッケージを追加<br>
yum install gcc gcc-c++ kernel yum install libxml2 libxml2-devel openssl-devel ncurses-devel opensslsqlite-devel libxml2newt-devel
openssl-develをインストールするとkrb5-devel,zlib-develも一緒に付いて来るので別途インストールの必要はありません。<br>
開発環境系パッケージを一括インストールしたい場合には、groupinstallを使うと便利です。Asteriskは現在のバージョンではBerkley DBではなくSQLite3をDBとして使用しますので、SQLite3と開発環境が必要です。<br>newt-develがないとmenuselectがフルスクリーンコントロールになりません。テキストベースになります。<br><br>'''注:Asterisk 11.5からuuid-develが必要です'''<br> yum groupinstall "Development Libraries" "Development Tools"install libuuid-devel uuid-devel<br>
format_mp3など、一部のソースはAsteriskに含まれないため別途入手しますが、この際にSubversionが必要となりますので、Subversionも入れておきます。
yum install subversion
 
Asteriskは10以降でMySQLサポートが"非常に"制限されています。このためCDRをMySQLで管理するような場合にはODBCが必要となるため、AsteriskのODBCサポート(res_odbc)を有効にする場合には以下も必要です。
yum install unixODBC unixODBC-devel mysql-connector-odbc
yum install libtool-ltdl libtool-ltdl-devel
<br>
システムを最新の状態にアップデート
yum update
# ./contrib/scripts/get_mp3_source.sh
これを実行すればMP3関連のモジュールがコンパイルできるようになります。
 
==パッチ==
</pre>
このメッセージが出て起動できないのはAsterisk自体がシェアードライブラリを使うようになったためです。ldconfigを一発叩けば治ります。
==SELinuxの無効化==
SELinuxは"ちゃんと"使えば良い機能なのですが、どうしてもはやり面倒です。Asteriskを使用している場合で、バックグラウンドのAsteriskに接続できないケースは、このSELiunxが邪魔していることがあります。<br>
そこでここではSELinuxを無効化する方法を解説します。<br>
SELinuxが有効になっているかどうかを確認するには
[root@pbx01 selinux]# getenforce
Permissive
Enforcingとなっていれば有効で、Disabledならば無効です。Permissiveは有効ではあるものの、一時的に無効にされている状態でアクセス制限はかかりません。<br>
一時的にアクセス制を無効にするには
[root@pbx01 selinux]# setenforce 0
を、実行します。<br>
SELinux自体を無効にするには/etc/selinux/configファイルを編集し
SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled
に書き換えます。次回再起動時からSELinuxは無効になります。
<!--「石川さんごめんなさい。」と心の中でつぶやいておきましょう-->
 
==CDR MySQLの移行==
Asteriskは10.x.x以降はcdr_mysqlは'obsolate'扱いとなり今後サポートされません。このため、従来のようにCDRをMySQLで記録するためにはODBC経由でアクセスする必要がありますのでAsteriskのバージョンアップ時には注意してください。<br>
[[Asterisk 11 ODBC]]
==T.38ゲートウェイ機能==
Asterisk 10以降で正式サポートされました。<br>
[[Asterisk 11 T.38ゲートウェイ]]
==セキュリティ==
Asterisk 11では名前付きACLがサポートされるようになりました。<br>
[[Asterisk 11 名前付きACL]]
==メモ11.5からの注意==とりあえずページ作成。Asterisk 11.5からuuidの開発パッケージが必要になりました。<br>これがないとres_rtp_asteriskがコンパイルされないため通話ができません。<br><br>debian系ではuuid-devをインストールしてください。RH系ではuuid-develです。

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