Aastra 57i

2008年1月27日 (日) 02:57時点におけるTakahashi (トーク | 投稿記録)による版 (インターカム)

Aastra 57il.jpg

Aastraの新シリーズ5x系の最上位モデルです。144x128ドットの大型液晶を搭載し、プログラマブルキーは液晶上に文字を指定することができるため柔軟な運用が可能です。オプションで拡張ユニットを付けることが可能です。
マルチラインタイプ(9ラインまで)のSIP電話機で、Line1~Line4までの物理的なラインキーと強力なプログラマブルキーをもちます。電話機そのものでの音声会議(Conf)や転送(Xfer)、リダイヤルボタンなど各種の機能ボタンもある高機能タイプのSIP電話機です。
PoEはIEEE802.3afに対応しています。

目次

概要

AASTRAの高機能型SIP電話機の新モデルで各種プログラマブルキーを持つのが特徴です。スピーカフォンの機能も持っており、音質はそこそこかなり良い方です。キーは以前の9133iに比較して格段に良くなっておりゴムのキートップですが、操作感は改善されています。
横幅・奥行きともに結構大きめの電話機ですが、ディスプレイが大きいため仕方ないところでしょう。なお本体は4段階にチルトすることができます(足の差込位置を変える)。

設定

パーキング・ランプ

SIP SUBSCRIBE/NOTIFYをサポートしているためSnom220等と同様にラインキー 1番に電話機能でラインキーっぽくコールパーキング機能を使うことができます。
まず57i側の設定ではプログラマブルキーを"BLF"(Busy Lamp Field)に割り当て、Valueにはパーキングロットの番号(701,702..)を割り当てます。このときのLineの設定は、パーキングロットにダイアルする際の発信ラインを設定します。
各キーの「ラベル」として例えば"PARK1"などを指定しておくと、その文字列が液晶上に表示されます。
Asterisk側の設定は以下の例のようにsip.confにSubscribecontextを入れます。

[501]
Subscribecontext=default
type=friend
username=501
secret=password
context=default
canreinvite=no
host=dynamic
dtmfmode=rfc2833
callgroup=1
pickupgroup=1
mailbox=501
canreinvite=no

このときSubscribecontextには701,hint,...のように、パーキングロットのhintを記述したextensions.confのコンテキストを記述しておきます。


MWI

MWI(Message Waiting Indicator)機能があるのでmailbox=を指定しておくとLEDが点滅し、液晶にメッセージ数が表示されます。

参考

管理者パスワードはデフォルトでは"22222"です。Webインタフェースはユーザ名"admin"、パスワード"22222"で入れます。使用チップはBroadcom BCM1113です。