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Aastra 57i

4,575 バイト追加, 2017年11月18日 (土) 17:50
Aastra 57i」を保護しました ([編集=管理者のみ許可] (無期限) [移動=管理者のみ許可] (無期限))
PoEはIEEE802.3afに対応しています。
==概要==
AASTRAの高機能型SIP電話機の新モデルで各種プログラマブルキーを持つのが特徴です。スピーカフォンの機能も持っており、音質はそこそこかなり良い方です。キーは以前の9133iに比較して格段に良くなっておりゴムのキートップですが、操作感は改善されています。AASTRAの高機能型SIP電話機の新モデルで各種プログラマブルキーを持つのが特徴です。スピーカフォンの機能も持っており、音質はかなり良い方です。キーは以前の9133iに比較して格段に良くなっておりゴムのキートップですが、操作感は改善されています。<br>
横幅・奥行きともに結構大きめの電話機ですが、ディスプレイが大きいため仕方ないところでしょう。なお本体は4段階にチルトすることができます(足の差込位置を変える)。
==使用方法==
===転送===
通話中には液晶下部分左のプログラマブルキーにDial,Xferが現れます。Xferボタンを押した後、転送先番号をダイヤルしDialボタンを押すと、その相手と通話します。通話中にXferを押すと取次ぎ転送になります。<br>
通話中にXferボタンを押し、転送先の番号をダイヤルしXferを押すとブラインド転送になります。<br>
 
==設定==
===パーキング・ランプ===
mailbox=501
canreinvite=no
このときSubscribecontextには701,hint,...のように、パーキングロットのhintを記述したextensions.confのコンテキストを記述しておきます。<br>57iではBLFキーのためのSubscribe間隔を設定することができます。Global SIP SettingsでBLF Subscription Periodを指定すれば、その間隔でSubscribeが行われます(デフォルト1時間)。
===インターカム===
オートアンサーによるインターカムモードを持っています。AsteriskのPageを組み合わせて使用すると一斉呼び出し(拡声器)にも使えます。 <br>
まず電話機側は以下の設定を行います。
Basic Settings -> Preferences
Incoming Intercom Settings
Auto-Answer Enabled
Microphone Mute Enabled
Play Warning Tone Enabled
Allow Barge In Enabled
Asteriskのextenでは以下のようにして発信します。
exten => 503*2,1,Set(__SIPADDHEADER=Alert-Info: \;info=alert-autoanswer)
exten => 503*2,n,Dial(SIP/503)
アンダースコア(_)は2本なので注意。<br>
この例では内線503がAastra 57iで、503*2をダイヤルするとインターカムモードで発信し、着信させます。57iは「ポッポッ」という音を出した後、自動で着信します。<br>
Microphone Muteをdisableしておくと自動着信のスピーカフォンになるため注意。ミュート状態で着信している場合には、MuteボタンのLEDが点滅します。ボタンを押すとミュートは解除されます。<br>
===MWI===
MWI(Message Waiting Indicator)機能があるのでmailbox=を指定しておくとLEDが点滅し、液晶にメッセージ数が表示されます。
 
===バックライト===
液晶のバックライトはデフォルトでは常時ONです。この設定は電話機側からのみ行えるようです。
設定方法は簡単でファンクションキーのひとつのTypeをXMLにし、ラベルを指定した後にValueにURLを設定します。
たとえばKey1のTypeをXML、LabelをCNN NewsとしValueに http://65.205.71.13/xml/rss/rss.php?feed=cnn を記述すれば電話機のボタンを押してCNN Newsを見ることができます。
===LED制御===
電話機に対してXMLを投げるとLEDが制御できたりメッセージが表示できたりします。HTTP POSTで投げるだけですが、どこから投げてもいいわけではなく、Configuration Server SettingsでXML Push Server List(Approved IP Addresses)の項目でPushするサーバのIPアドレスを設定しておきます。<br>
Softkey3(左下)のLEDを制御するにはperlではこんな感じで出来ます(デベロッパ・ガイドのコードを流用)。<br>
#!/usr/bin/perl
# Create a user agent object
use LWP::UserAgent;
use LWP::ConnCache;
use HTTP::Request::Common;
my $ua = LWP::UserAgent->new(agent => 'Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows 98)');
$ua->conn_cache(LWP::ConnCache->new());
$ua->request(
POST <nowiki>'http://電話機のIPアドレス'</nowiki>,
Content_Type => 'application/x-www-form-urlencoded',
Content =>
'xml=<AastraIPPhoneExecute>
<ExecuteItem URI="Led: softkey3=slowflash"/>
</AastraIPPhoneExecute>');
softkey3=の部分はon,off,slowflash,fastflashが指定できます。<br>
なお、制御できるLEDは、そのキーの設定が'XML'になっているものだけです。他の機能を割り当てている場合にはLEDは制御できません。
 
 
===XML/w trixboxCE===
AastraのXMLサービスは、無限の拡張性を秘めていますが、trixboxCEのコミュニティーでは、積極的にAastraXMLを使ったサービスが開発されています。<BR>
例えば、以下の様に予め各種ディレクトリサービスや、パーク保留やヴォイスメール確認等、良く使う機能もtrixboxCEに予め入っています。<BR>
何れも使い易く、高機能で、必須のサービスばかりです。特にビジネス用途では手放せなくなるはずです<BR><BR>
■XMLサービスメニュー一覧<BR>
[[画像:Aastra_Cisco_XML_Services4.jpg |240 px]][[画像:Aastra Cisco XML Services5.jpg |240 px]]<BR>
※SugarCRMのXMLサービスは、あとから追加。<BR><BR>
■SugarCRM Lookup<BR>
SugarCRMのContactsにクエリーを掛けて、氏名と登録された電話番号一覧を取得、Aastraのキーで選択し、任意の宛先に発信が出来ます。<BR>
※着信時にSugarCRMにCallerIDを取りに行ってAsteriskに発信者名を表示する「Asterisk SugarLookup ->[[利用者:Kei_ef_2000]]」と一緒に使うと、Asteriskが強力なビジネスツールになります。<BR>
[[画像:Aastra Cisco XML Services6.jpg |240 px]][[画像:Aastra Cisco XML Services7m.jpg |240 px]][[画像:Aastra Cisco XML Services8m.jpg |240 px]]<BR>
※マルチバイトは??になります。
==参考==
管理者パスワードはデフォルトでは"22222"です。Webインタフェースはユーザ名"admin"、パスワード"22222"で入れます。

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