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玄箱Pro

3,226 バイト追加, 2009年11月7日 (土) 17:21
さらに新しいバージョン
玄箱ProをAsteriskサーバ化するページ(ちんたら進行中)<br>[[画像:Kurobox-pro.jpg]]
==スペック==
CPU : Marvell 88F5182 400MHz (ARM9互換)<br>
インタフェース : USB Type-A ×2,内部にSATA×1,シリアル,GPIO,I2C,JTAGあり<br>
Bootシステム : GNU u-boot<br>
おぼえがきサイズ:60x163.3x215.5mm<br>価格: 17,000~20,000円程度<br>==特徴==玄箱のより『濃い』製品。NASキットというよりもLinux Boxキットとなってしまった。CPUがARM系に変更されているため、これまでの玄箱とは全く異なるアーキテクチャを持つ。u-bootと内蔵フラッシュ(256MB)によりディスクレスLinux機を構成することも可能。 
==シリアルポート==
u-bootを搭載しているものの、素のままではブートしなくなってしまうと手の出しようがなくなる。シリアルポートを増設すればシリアルコンソールから入れるので、ブート変数を書き換えることでリカバリできるようになる。ただし、シリアルポート増設にはハンダ付けが必要で、保証が切れるため覚悟のこと。<br>
*しばし待つ(LEDの点滅が終わるまで)
これでHDDからブートできるようになるはずです。
==そもそも困ること==
/etc/servicesがありません。どっかからコピってきましょう。
==/varがRAM==
普通にHDD化しても/varがRAM上にあるというAsteriskにとっては非常に嫌~な状態ですが、これを止めてHDD上に/varを作るには以下のようにします。<br>
まず、この犯人ですが/usr/local/bin/kuro_libというスクリプトです。その中にcreate_sysfolderというファンクションがあるので、以下の例をみて修正します。
mkdir -m 777 -p /mnt/ram/tmp /mnt/ram/var/tmp /mnt/ram/var/run
mkdir -m 777 -p /var/tmp /var/run
chmod 777 /var/tmp/ /var/run
# rm -rf /tmp /var
rm -rf /tmp
ln -sf /mnt/ram/tmp /tmp
# ln -sf /mnt/ram/var /var
mkdir -m 777 -p /var/lock
mkdir -m 755 -p /var/empty/sshd
RAM上にvarを作ってシンボリックリンクしているので、これを止めてしまいます。上記の変更を行って再起動すれば/varはHDD上になるはずです。起動する度に毎度毎度 mkdir を呼ぶのが気持ち悪い人はコメントアウトしちゃってください。<br>
/var/runがRAM上にあった方がいいという人は適当にスクリプトを修正しちゃいましょう。
 
==足りないものを作る==
エンベデッド系なのでBusyboxが使われているため、psだとかtarだとかが標準のLinuxのものではないので不便。そこで作ります・・・と言いたいとこですが、面倒でしょうから用意しておきました。ルートディレクトリ("/")で展開しちゃってください。上書きされてインストールされます。<br>
*procps psとかtopとか:ftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/procps-3.2.7-kurobox-pro-bin.tar.gz*普通のtar:procps psとかtopとかftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/tar-1.13.25-kurobox-pro-bin.tar.gz*sox + lame:ftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/sox+lame-kurobox-pro-bin.tar.gz:展開した後、/etc/ld.so.confに/usr/local/libが入っているのを確認し、ldconfigしてください。*cpio(無いと何かと不便):普通のtarftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/cpio-kurobox-pro-bin.tar.gz 
ですが・・・そのままではwgetがないのでftpサーバからのダウンロードが激しく面倒です。以下の手順でROMに入っているwgetを吸い出してコピーしておくと良いかも。
# mkdir /mnt/mtd2
# sync
# umount /mnt/mtd2
メモ:awkとかinstallがBusyBoxなのが結構な鬼門。
==玄箱Pro Asteriskバイナリ==
とりあえず放流します(2007/07/02)<br>
Debian化等は必要ありません。HDD起動にした玄箱Pro上で展開するだけで使用可能になります。
*システム追加ファイル
:ftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/system_files_addon.tar.gz
:タイムゾーン設定のzoneinfoおよびNTPデーモン
*Asterisk 1.4.6
:ftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/asterisk-1.4.6-kurobox-pro.tar.gz
:Zaptel(ztdumyyのみ)を含みます
 
上記のふたつをダウンロードし、ルートディレクトリ(/)で展開してください。展開後に一度だけ、depmod -a を実行してから再起動するとAsteriskが使用可能となります。設定ファイルは[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4版が入っています。
===更新版===
:*Asterisk 1.4.8
:ftp://ftp.voip-info.jp/kurobox/pro/asterisk-1.4.8-kurobox-pro.tar.gz
:Zaptel(ztdummyのみ)1.4.4を含みます
==さらに新しいバージョン==
もう無理です。現行バージョン系はデフォルトのLinuxでは対応できません。<br>
→ [[玄箱Pro_Debian+Asterisk]]<br>

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