利用者:Kebu

2009年7月29日 (水) 12:25時点におけるKebu (トーク | 投稿記録)による版

はじめまして

PBXについては、全くの素人です。なので電話関連の専門知識は、非常に貧弱です。そんな素人ですが、このコミュニティで得た知識で、PBXを取り込んだ社内システムを構築できそうです。

Asteriskは単なるPBXとして使うにはもったいない、非常に拡張性の高いPBXだと思います。基幹システムとPBXの連携を考えた時、様々な選択肢があると思いますが、その中にAsteriskを加える価値はあると思います。


今のところ判ったこと

■東日本ひかり電話オフィス直収

 NTTにAsteriskを使うことを予め相談して、自己責任において接続することを条件に契約することは可能。この場合、DSUの貸し出しのみとなり、工事後の接続テストは行われずループバックテストのみで工事は終了する。Asteriskとの接続が失敗する間は、外線から電話を掛けると機器の故障云々の音声メッセージを聞くことになる。

■Asterisk 1.6.1.1

 東日本ひかり電話オフィス直収(DSUのみNTTより借受)は可能(修正1カ所/現在パッチ無し)だけれど、安定運用には疑問が残る。特に電話端末とIAX2で接続する場合は問題が多い。

参考:
 http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3087
 http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3011

■Asterisk 1.6.0.10

 東日本ひかり電話オフィス直収(DSUのみNTTより借受)は可能(修正1カ所/現在パッチ無し)。比較的安定して動作。しかし電話端末がSIPの時に、コールパーク時の音声が聞こえないことがある(というか、ほとんど聞こえない)

参考:
 http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3087
 http://bbs.voip-info.jp/forum/viewtopic.php?showtopic=3011

■NIC2枚

 ルーティングを正しく行う必要がある。しかしRTPサーバのIPアドレス情報をNTT側で公開資料を持たないことから自力で割り出すしか方法が無い。仮にルーティングからRTPサーバが漏れると、電話する際に音声が聞こえないということが発生する。回避策がありそうだけれど、今のところ私には判らない。

■Chan_Skinny/Chan_SCCP

 CiscoのIP電話機を使う時、このモジュールが正しく動作すれば、楽にセットアップできるはず・・・しかし、たとえ通話できても、肝心のAsterisk(1.6.0.10)自体がハングアップるすことが度々あるので、実用的ではない。

■Ciaso IP Phone 7961G

 CiscoのIP電話端末は、SIP対応だが、SIP用のファームウェアがインストールされている必要あり。ファームウェアを手に入れられれば、インストール自体は簡単に行えるが、SIP対応ファームウェアは販社を通してのみ入手可能なため、購入の際には要注意。

参考:
 http://voip.gapj.net/index.php/Cisco/DHCP


デバック方法(メモ)

■CLIを使う

 CLIでのデバッグには次のようなコマンドを良く使う。

sip debug peer 201
sip debug peer ntt
skinny debug on

■パケットモニタ

 パケットモニタはプロトコルが正しいかの確認で良く使う。

tcpdump -i eth0
tcpdump -i eth1 src port 5060



現在の利用環境について Fedora 10
Asterisk 1.6.0系
電話端末

Zoiper Mac版/SIP
Zoiper Mac版/IAX2
IX-5100/SIP&IAX2
Cisco IP Phone 7961G/SIP