4,657
回編集
差分
→通話してみる
FreePBXでは基本的にextenを自分で書く必要はなくWeb UIから設定することで簡単に行えます。<br>
なお電話機それ自体の設定もFreePBXから行うことができますが、この場合には有償のモジュール(コマーシャル・モジュール)である [[FreePBX:5:EndPoint_Manager|EndPoint Manager]] を購入する必要があります(かなりオススメのコマーシャル・モジュール)。<br>
==内線電話機の登録==
まずFreePBXのWeb UIから登録を行います。ここでは例として内線番号2802をSIPの電話機として登録してみます。<br>
一般的なSIP電話機やソフトフォンと同様です。内線番号(extenで指定した番号)とパスワード(secret)を電話機側に設定してください。proxyなどは当然ながらFreePBXのIPアドレスを指定します。<br>
電話機の設定にはそれほど注意すべき点はないのですが、一点だけ落とし穴があるので注意してください。<br>
FreePBXは侵入検知メカニズムを備えています。早い話がFail2Banなのですが、これがデフォルトでインストールされており適切に動作するようになっています。このため、電話機に設定すべきユーザ名やパスワードを間違えて設定してしまい、電話機が何回かREGISTERの失敗を繰り返すとBANされてアクセスできなくなってしまいます。特に、FreePBXの設定を行っているネットワーク上のPCにソフトフォンを入れており、そのユーザ名とパスワードが間違ってたりすると悲惨です(30分はBANされます)ので注意してください。-> [[FreePBX:5:侵入検知]]<br>
==通話してみる==
2台ほどの内線を登録すれば後は通話してみるだけです。内線番号をダイヤルして通話できるかどうかを確認してみてください。
==外線発信ができない場合は==
外線トランクを設定しているにもかかわらず発信できない場合には、その内線が使用するトランクが有効になっていない場合があります。内線が使用してよいトランクの設定が設定画面中ほどにある'''Allowed Routes'''で、以下のようにチェックしてトランクの使用許可を与えてください。<br>
[[画像:Fpx024.jpg]]<br>
==次のステップ==
[[FreePBX:5:トランク:ひかり電話(ホーム)]]<br>
[[FreePBX:5:RingGroups|複数の電話機を同時に鳴らす]]<br>