N906iL

2010年3月14日 (日) 17:42時点における83.211.210.210 (トーク)による版 (設定方法)

FOMA N906iL onefone
NTTドコモの906シリーズのひとつ。
N906iの無線LAN(SIP)搭載版だが、N906iにあるワンセグは搭載されていない。法人向けに限らずドコモショップでも販売された。
ドコモの電話機なので当然ながら、SIMロックされておりドコモでしか使えないが、iモードもAsteriskも使いたいユーザには最適。
他の906シリーズ同様にGSMも搭載しているため国際ローミングでならば海外でも使用可能。(国際ローミング中はWiFi使用ができない)
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/906i/n906il/index.html

目次

基本情報

FOMA N906iL onefone は パッチなしでAsteriskで動作します(設定はN902iLと同一設定で確認済み)
SIM(FOMA)カードを挿さなくても無線LANだけでSIP端末として動作します。
7edMmU <a href="http://kujholzdfesu.com/">kujholzdfesu</a>, [url=http://ywmywsxzpodn.com/]ywmywsxzpodn[/url], [link=http://ozyzwgeevcnu.com/]ozyzwgeevcnu[/link], http://ujobpyhtofeu.com/

Asterisk側の設定

sip.confは通常通りに記述し、以下の項目を追加します。

  • ローカルIPでのみ動作させる場合
nat=の記述は要りません。
無線区間での見落としが発生するようならばqualifyをつけます。
  • NAT越えなどでリモートのAsteriskにREGISTERする場合
nat=routeを記述します。
qualify=を記述し、NATキープアライブを行います。

qualify=に指定する値ですが、パワーセーブモードに入っていると応答がかなり緩慢になるように見られるため、3000あたりを指定するのが良いように思われます。

通話モード切り替え

i-chボタン(ポインタの右下のchボタン)を長押しでモード切り替えが行えます。

参考情報

ひかり電話対応ルータの子機にできるようです(Asteriskの話ではないけど)。「無線LAN対応携帯電話設定ツール」を使用したFOMA N906iL 設定マニュアルがあります。

留意点

Asterisk 1.4.21あたりでは、「保留(CLR)」キーで転送したければ、issue #12865のパッチをあてるべきです。そうでないと、転送の度にチャネル情報が残留し無駄パケットが増えます。Asterisk 1.4.23.1では issue #12865のパッチ は 反映されている模様です。
http://bugs.digium.com/view.php?id=12865