「ICOM VE-AG1」の版間の差分

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*アイコムのアナログゲートウェイ
 
*アイコムのアナログゲートウェイ
 
*価格:秋葉原の愛三電機で30,450円。
 
*価格:秋葉原の愛三電機で30,450円。

2007年4月20日 (金) 11:19時点における版

AG1-001.jpg

  • アイコムのアナログゲートウェイ
  • 価格:秋葉原の愛三電機で30,450円。
  • アナログ(RJ-11)シングルポート
  • もちろんJATE認定品

もちろんナンバーディスプレイは問題なし。
例によってアイコムはAsterisk対応については関与していませんので、メーカへの問い合わせはご遠慮ください。あくまでも当Wikiで実験した結果です。アイコム製品としての位置付けは、アイコムのVoIP機器の拡張用です。

接続部分および裏側

設定方法

注意:この設定方法についてメーカに問い合わせないでください!
基本的な設定方法はアイコム/VE-IG1とほぼ同じです。
まず最初に、本体のIPアドレスのデフォルトが192.168.0.1固定の点に注意してください。192.168.0.0/24のネットワークに繋ぎ込んではいけません。まずはパソコンを直結し、本体のIPアドレスを変更してからネットワークに接続してください。

VE-AG1側の設定

アナログポートなので基本的な設定はダイヤル種別をPBかDPに設定する程度です。自動判別も可能です。電話回線発信番号はIG1同様に、ここで指定した番号+電話番号が指定されると外線に発信します。特に必要なければ、空白のままでもかまいません。
PAD調整は受話・送話ともに調整できますが、使ってみた感じでは通常は標準のままでよさそうです。エコーキャンセラーは自動最適化にしておけば特に問題はないと思いますが、電話線の長さなどによっては調整する必要があるのかもしれません。

Asteriskを登録するための情報は、主装置設定で行います。ここでいう主装置がAsteriskになります。 内線ドメインはAG1のIPアドレスを設定しておけばよさそうです。内線番号はAsteriskがAG1に対してREGISTERする際の番号を、パスワードはそのパスワードを指定します。AsteriskからREGISTERが成功すると画面のように、AsteriskのIPアドレスが表示されます。

VoIP詳細設定は特に変更する必要はありませんが、CODECにG.729を持っているため、Asteriskで使用する際には注意してください。通常はG.711(uLaw)を使えば問題ないでしょう。

Asterisk側の設定

こちらも基本的にVE-IG1と同じです。
sip.confの例

register => 3333:passVE-AG1-1/着信exten

[VE-AG1-1]
type=friend
username=3333
secret=passs
context=default
canreinvite=no
host=192.168.0.1
fromdomain=192.168.0.1
fromuser=3333
insecure=very
disallow=all
allow=ulawext

ensions.confの例(0が付いているとアナログで発信)

exten => _0.,1,Set(CALLERID(num)=3333)
exten => _0.,n,Set(CALLERID(name)=3333)
exten => _0.,n,Dial(SIP/${EXTEN}@VE-AG1-1)
exten => _0.,n,Congestion

電話発信番号には何も設定していないので、そのままダイヤルします。

なお、IG1同様にAG1もコールプログレス情報は上がってきません。Asteriskは発信した直後にNative Bridgeとなりインバンドでコールプログレス音が聞こえてきます。