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差分
→Asteriskのコンパイルとインストール
# make config
これで新規インストールは完了します。最後の make config で起動時に自動起動するようになります。<br>
====『何か』が足りない場合のヒント====
Asteriskのモジュールでコンパイルされないものが出てきた場合には以下の方法で対処してください。<br>
make menuselectを実行します。コンパイルされていないモジュールを探します。例えば以下はLUAが使いたいけど、使えない場合に調べてみると'pbx_lua'がコンパイルされていない例です。
**************************************************
Asterisk Module and Build Option Selection
**************************************************
Press 'h' for help.
--- Core ---
[*] pbx_config
[*] pbx_loopback
[*] pbx_spool
--- Extended ---
[*] pbx_ael
XXX pbx_dundi
XXX pbx_lua
[*] pbx_realtime
XXXで表示されるものは『何か』が足りないのでコンパイル/インストールされないものです。カーソルを該当する箇所に移動すると、画面の下の方をみると次のような表示があるはずです。
Lua PBX Switch
Depends on: lua(E)
Support Level: extended
Depends onが何に依存しているかの情報で要するに"lua"に依存していることがわかります。<br>
ではluaのパッケージを追加すればOKかというと、それだけでは不足で、Asteriskはソースからコンパイルするので、単純なパッケージ追加だけではなく-devも追加する必要うがあります。なので、例えばLUAならば。
apt install lua5.3
apt install lua5.3-dev
のように、devパッケージも併せてインストールします。<br>
インストールが終わったら再度configureとmake menuselectをしてみましょう。
# ./configure --with-jansson-bundled
# make menuselect
再度確認すると次のようになっているはずです。
--- Extended ---
[*] pbx_ael
XXX pbx_dundi
[*] pbx_lua
[*] pbx_realtime
これで表示が'''[*]'''となったので、コンパイル/インストールされることがわかります。このようにして何のパッケージが不足しているかを確認/追加します。