Cisco/CallManager Express/IOS

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CallManager Express(CME)は、IOSの機能の一つとして組み込まれているものであり、
CME専用のハードウェアがある訳ではない。

IOSの機能について

CMEのセットアップの中でも、特に重要なのがIOSで、
電話機やPoE対応スイッチを用意していても、IOSにCMEの機能が載っていなければ、
どうしようもなかったりする。

IOSの命名規則

一概にIOSと言っても、VoIP機能無しのものや、全機能入りのもの、Firewall機能入りのものなど
様々な種類があり、命名規則にしたがってファイル名がつけられている。

IOSが12.4のモノ

ファイル名が下記のものならOK。(他にもCMEが動くバージョンがある)

  • cXXXX-ipvoice-mz
  • cXXXX-entservices-mz

※ XXXXはルーターのシリーズ型番(2800とか)

Cisco1700シリーズ(IOSが12.4より前のモノ)

ファイル名にv8と付いているIOSが必要(IP VOX イメージ付きのもの)
ファイル名にv3と付いているIOSにCMEは付いてこない

ファイル名(例)

c1700-bk2no3r2sv3y7-mz.121-5.YB5.bin
(ファイル名にv3とあるので)VoIP機能付き。ただしCiscoのIP電話はレジストできない。
c1700-entservices-mz.124-20.bin
Enterprise Services機能つき。殆どの機能がついている。CME機能付き。
c1700-sv8y-mz.122-15.ZJ5.bin
(ファイル名にv8とあるので)VoIP機能付き。CME機能付き。

コメント

IOSは非常に高価なので、IOSを購入する前に必ずCiscoの代理店に相談すること。

外部リンク

IOS Packaging
IOSの命名規則について(英語)
Cisco CallManager Express 3.0 Q&A
CME3.0に関するQ&A(日本語)