「Asterisk 1.8」の版間の差分

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(日本語パッチの適用)
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===日本語音声ファイルのインストール===
 
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Asterisk 1.6系列用βテスト中<br>
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Asterisk 1.8用の音声ファイルは現在用意していないため、1.6用のものを使用します。ファイル・レイアウトが1.6から採用された新レイアウト対応になっているためです。<br>
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*Asterisk 1.6系列用βテスト中<br>
 
ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/sounds/1_6/asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz<br>
 
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http://ftp.voip-info.jp/asterisk/sounds/1_6/asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz<br>
 
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'''Asterisk 1.6から日本語の言語コードを変更しました。language=jaが日本語です。'''<br>
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'''Asterisk 1.6より日本語の言語コードを変更しました。このためAsterisk 1.8でもlanguage=jaが日本語の設定となります。'''<br>
 
このファイルを/var/lib/asterisk/soundsの下に展開します。ja/ 以下が日本語音声ファイルです。<br>
 
このファイルを/var/lib/asterisk/soundsの下に展開します。ja/ 以下が日本語音声ファイルです。<br>
 
すればjp/で全ての日本語音声が展開されます。
 
すればjp/で全ての日本語音声が展開されます。

2010年10月25日 (月) 07:45時点における版

Asterisk 1.8.0が2010年10月21日(現地時間)リリースされました。
LTSなので、今後は1.8系を使うことが推奨されるものと思われます。

http://www.asterisk.org/node/51454

概要

Asterisk 1.8は最新のAsteriskのメジャーリリースで、Asterisk 1.4同様にLTS(Long Term Support:通常4年)になります。Asterisk 1.8のEOLは2015年10月が予定されています。
Asterisk 1.6系は2012年4月で終息(1.6.2系)するため今後、新しいバージョンのAsteriskを導入する場合には、1.6系ではなく1.8を検討してください。

http://www.asterisk.org/asterisk-versions

インストール方法

まず最初にDAHDIをインストールしてください→DAHDIインストール

前提となるパッケージ類

GCC、G++(GNU-C++)、OpenSSL、Ncurses、bison、カーネルソース(zaptel)
CentOS 5.2 サーバインストールの場合、以下のパッケージ追加でコンパイル可能でした。
パッケージを追加

yum install gcc gcc-c++ kernel-devel ncurses-devel openssl-devel

openssl-develをインストールするとkrb5-devel,zlib-develも一緒に付いて来るので別途インストールの必要はありません。
システムを最新の状態にアップデート

yum update

カーネルが更新された場合にはリブートしておきます。
以上でインストール環境は整ったはずです。
事前にDAHDIをインストールするために環境を整えた場合にはgcc-c++とopenssl-develの追加だけでコンパイル可能になるはずです。

ソースの入手

Asterisk 1.8のソースは以下からダウンロードできます。

http://downloads.digium.com/pub/asterisk/releases/

展開するディレクトリはどこでもかまいませんが、ここでは/usr/src/とします。

# cd /usr/src
# wget http://downloads.digium.com/pub/asterisk/releases/asterisk-1.8.0.tar.gz

入手したら展開しておきます。以降それぞれの作業は、それぞれの展開したサブディレクトリで行います。

# tar zxvf asterisk-1.8.0.tar.gz
# cd asterisk-1.8.0

Asteriskのコンパイルとインストール

基本的にconfigureしてmakeするだけです。

# ./configure
# make
# make install
# make samples
# make config

これで新規インストールは完了します。最後の make config で起動時に自動起動するようになります。
なおAsteriskでもmake menuselectがサポートされておりコンパイルするモジュールを選択したり組み込むモジュールを選択することができるようになっています。

日本語パッチの適用

Asterisk パッチのページを参照して、汎用パッチを適用してください。当サイトで提供している日本語音声ファイルに対応します。
なお、パッチを適用するのは、パッチを行わない状態でコンパイルが正常に終了することを確認してからにしてください。安全のためです。
パッチを適用した後は再度、make、make installを行います。

日本語音声ファイルのインストール

Asterisk 1.8用の音声ファイルは現在用意していないため、1.6用のものを使用します。ファイル・レイアウトが1.6から採用された新レイアウト対応になっているためです。

  • Asterisk 1.6系列用βテスト中

ftp://ftp.voip-info.jp/asterisk/sounds/1_6/asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/sounds/1_6/asterisk-sound-jp_16_pre.tar.gz

Asterisk 1.6より日本語の言語コードを変更しました。このためAsterisk 1.8でもlanguage=jaが日本語の設定となります。
このファイルを/var/lib/asterisk/soundsの下に展開します。ja/ 以下が日本語音声ファイルです。
すればjp/で全ての日本語音声が展開されます。 このレイアウトを使用するには/etc/asterisk/asterisk.confに以下のように[options]セクションにlanguageprefix=yesを追加して使用します。

[options]
languageprefix=yes

各チャネル(SIP,IAX等)でチャネル言語を設定するには以下のように記述してください。

language=ja

サンプル設定ファイル

Asteriskに標準添付されている設定ファイルは複雑なため、わかりにくくなっています。シンプルな設定ファイルを見てみたいという場合にはAsterisk サンプル設定ファイルを利用してください。簡単にシステムを立ち上げることができます。 make samplesを行った後に、次のようにしてサンプル設定ファイルを展開します。

# cd /etc
# mv asterisk asterisk.bak
# mkdir asterisk
# cd asterisk
# wget http://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-1.6_01.tar.gz
# tar zxvf conf-sample-1.6_01.tar.gz

使い方はAsterisk サンプル設定ファイルのページを見てください。

全般的な注意

Asterisk他のコンポーネントのバージョン関係に注意してください。Asterisk 1.2系にはZaptel 1.2系を、Asterisk 1.4系にはDAHDI 2.1系またはZaptel 1.4系を使用します。Add-onパッケージも同様です。
Asterisk 1.6系ではZaptelは使用できません。DAHDI 2.1系を使用します。


次のステップ

Asteriskの起動と終了

メモ

設定ファイル変更点

アプリケーション

日本国内対応

Asterisk 1.8への課題

パッチ

  • ひかり電話ホーム対応(RT-200系用)
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/patch/local/1.8/channels/
  • 音声関係
http://ftp.voip-info.jp/asterisk/patch/1.8.0/
とりあえず作成。音声ファイルは1.6のもので使えるが、内容の整合性については未検証。