「AstLinux CF-i586-2」の版間の差分

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*AstLinux 0.6.2と同等版です。
 
*日本語化済みで、ひかり電話RT-200NEパッチ適用済みです。
 
*日本語化済みで、ひかり電話RT-200NEパッチ適用済みです。
 
*[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4系が入っています。1.2向けに若干の調整を行ってあります。
 
*[[Asterisk サンプル設定ファイル]]の1.4系が入っています。1.2向けに若干の調整を行ってあります。

2009年1月30日 (金) 20:02時点における版

AstLinux日本語版イメージ公開中
Microclient JR DX対応版のAstLinux CFイメージ。Microclient JRでも動作します。

  • AstLinux 0.6.2と同等版です。
  • 日本語化済みで、ひかり電話RT-200NEパッチ適用済みです。
  • Asterisk サンプル設定ファイルの1.4系が入っています。1.2向けに若干の調整を行ってあります。
  • Webインタフェースの日本語化はまだ。
  • タイムゾーン設定がデフォルトでJSTです。

ダウンロード

以下からダウンロードできます(2007/08/09注記:/etc/asteriskへのシンボリックリンク修正版)。

  • gzip版

http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.gz

  • zip版

http://ftp.voip-info.jp/astlinux/i586/cf-image/astlinux-090130ja-256.img.zip

以下書きかけ

インストール

guzip等で.imgファイルを解凍します。Windowsの場合にはZIPフォルダから中身を展開しておいてください。解凍したならばCFカードにイメージを書き込みます。この際、256MB以上のCFを用意してください。本体サイズが256MBのパーティションになります。Linuxマシンでなら以下のようにddで簡単に書き込めます。

dd if=astlinux-070629ja.img of=/dev/sdc bs=1k

(バージョン番号は適切に読み替えてください)
Windowsマシンで書き込みたい場合には、シリコンリナックス(株)さんの、DDforWindowsが使えます。ファイル選択時には『全てのファイル』にして.imgファイルを指定してください。書き込み先のサイズより小さい、という警告は無視してかまいません。

ブートローダ込みなので、デバイスはディスクそのものです。書き込み先に指定するのはパーティションではありません。上の例ではCFライタに挿したCFが/dev/sdcの場合です。

ブート

ブートのgrubメニューは以下のようになっています。不必要なところはコメントアウトしてください。

default saved
timeout 3

title AstLinux (Boot from IDE CF, USB KeyDisk)
      root (hd0,0)
      kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda1 ide=no

title AstLinux (Boot from USB, IDE CF/HD KeyDisk)
      root (hd0,0)
      kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda1 ide=no

title AstLinux (Boot from USB, Use third partition for KeyDisk)
       root (hd0,0)
       kernel /boot/bzImage root=/dev/sda1 astlinux=i586 astkd=/dev/sda3 ide=n

title AstLinux (Boot from IDE CF, IDE CF/HD KeyDisk - secondary master)
      root (hd0,0)
      kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdc1 ide=no

title AstLinux (Boot from IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
       root (hd0,0)
       kernel /boot/bzImage root=/dev/hda1 astlinux=i586 astkd=/dev/hda3 ide=n

title AstLinux (Boot from Pri-Slv.IDE CF, Use third partition for KeyDisk)
       root (hd0,0)
       kernel /boot/bzImage root=/dev/hdb1 astlinux=i586 astkd=/dev/hdb3 ide=no

Microclient JRを使用する場合には、CFスロットがプライマリ・スレーブなのでメニューの一番下を使って起動してください。CFブートでUSBキーディスクを使う場合には他の例にならって変更を行ってください。
なおMicroclient JRにコンソールをつけないで起動する場合には、予め他のマシンでCFをマウントしboot/grub/grub.confを編集しておきましょう。

空き部分の活用

TFTPサーバーなどの目的で使う場合、初期状態では容量不足ぎみとなります。
CFで使われていない空きパーティションを利用することが可能です。
詳細は、Astlinux_空き容量有効活用 を参照ください。

NTPサーバー機能設定

AstLinuxはNTPサーバーの機能を持っています。

設定変更

NTPサーバーの設定はrc.confの中に記述されています。
/etc/ntp.confを直接変更しても、再起動の時に中身が消えてしまいます。

vi /stat/rc.conf   ←標準でインストールした場合
vi /mnt/kd/rc.conf  ←/mnt/kd/以下にファイルを置いた場合

下記のように設定を変更します。(us.pool.ntp.orgを無効化)

##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
NTPSERV="us.pool.ntp.org"     ←外国サーバーなのでコメント行にします。
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"

##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"

NTPサーバーのIPアドレスを追加します。
NICTが提供しているNTPサーバーのIPを入力します。
設定を変更したら、Astlinuxを再起動します。

##Master NTP server. This is the NTP server that AstLinux will sync against
##upon bootup. It is also the server that the running ntpd process will use
##to maintain that time sync.
#NTPSERV="us.pool.ntp.org"
#NTPSERV="europe.pool.ntp.org"
#NTPSERV="north-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="south-america.pool.ntp.org"
#NTPSERV="asia.pool.ntp.org"
#NTPSERV="oceania.pool.ntp.org"
#NTPSERV="africa.pool.ntp.org"

##If you would like to specify several servers to be used at the same time,
##you can specify them in NTPSERVS seperated by spaces.
#NTPSERVS="ntp1.cs.wisc.edu us.pool.ntp.org"
NTPSERVS="133.243.238.243 133.243.238.244"  ←ここの行を追加

動作確認

再起動後、さきほど変更したrc.confの中身が
/etc/ntp.confに反映されている事を確認します。

pbx ~ # cat /etc/ntpd.conf
listen on 0.0.0.0
server 133.243.238.243
server 133.243.238.244

ntpdが動いていたら、動作確認のためにntpdを一旦止めてしまいます。

pbx ~ # ps ax |grep ntp
1135 ?        S      0:00 /usr/sbin/mDNSProxyResponderPosix 192.168.0.6 pbx AstLinux PBX _ntp._udp 123
1167 ?        S      0:00 ntpd
1168 ?        S      0:00 ntpd
1170 pts/0    S+     0:00 grep ntp

pbx ~ # kill 1167

ntpdをデバッグモードで動かしてみて、時刻の同期が取れていることを確認します。

pbx ~ #  ntpd -d
listening on 0.0.0.0
ntp engine ready
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.009712 delay 1.038980, next query 8s
reply from 133.243.238.244: offset 15.018296 delay 1.014712, next query 5s
reply from 133.243.238.243: offset 15.008712 delay 1.038980, next query 8s
(略)

peer 133.243.238.244 now valid
peer 133.243.238.244 now valid
(略)

adjusting local clock by 14.498614s ←この行が出たらOK

ちなみにntpdを止め忘れていると、エラーになります。

pbx ~ #  ntpd -d
listening on 0.0.0.0
fatal: bind: Address already in use
dispatch_imsg in main: pipe closed
Terminating
pbx ~ # ps ax

注意点

時間のずれが大きすぎると、ntpdは時計の修正を諦めてしまうので
BIOSの画面で時計を合わせておく必要があります。
なお、NTPサーバーとして動くようになるまで1時間近くかかる場合があります。

Cisco IP電話機を使う

AstLinuxにはあらかじめchan_sccpが入っているので、
SCCPドライバを用意する必要がありません。

pbx ~ # mount -o rw,remount /
pbx ~ # vi /stat/etc/asterisk/sccp.conf

という具合に/stat/etc/asterisk/以下にsccp.confを新規作成します。
sccp.confを作成したら、Astlinuxまるごと再起動するか、
下記の手順でファイルを読みこむようにします。

pbx # cp /stat/etc/asterisk/sccp.conf /etc/asterisk/sccp.conf 
pbx # asterisk -vvvvvvvvvvvvvvvvvvvvr
pbx*CLI> unload chan_sccp.so
pbx*CLI> load chan_sccp.so

SEP<MACアドレス>.cnf.xmlの編集も忘れないようにしましょう。
設定が正しければ、Cisco電話機が動くようになります。

Nortel IP電話機を使う

Nortel i2002を参照ください