「PIAST インストール」の版間の差分
(→Asteriskのコンパイルとインストール) |
|||
(同じ利用者による、間の3版が非表示) | |||
50行目: | 50行目: | ||
サンプル設定ファイルはコメントを見れば大体内容がわかるように書いた(つもり)です。<br> | サンプル設定ファイルはコメントを見れば大体内容がわかるように書いた(つもり)です。<br> | ||
また [[Asterisk 13 サンプル設定ファイル]] のページも参照してください。<br> | また [[Asterisk 13 サンプル設定ファイル]] のページも参照してください。<br> | ||
+ | ==ツール類== | ||
+ | シェルスクリプト等、PIAST用のツール類を http://ftp.voip-info.jp/piast/ に置いてありますのでご利用ください。<br> | ||
+ | パス等は書き換えて使用してください。<br> | ||
+ | |||
+ | ==microSDの延命をはかる== | ||
+ | ヘルプ募集中! | ||
+ | ===swapをなしにする=== | ||
+ | Raspibianはデフォルトでは通常ファイルへのswapを使用しています。ですがswapするほどのプロセスを動かすようなもんではないのでswapは無しにしてしまいましょう。 | ||
+ | # apt-get remove dphys-swapfile | ||
+ | コマンドを実行したら再起動します。これでswapがなくなります。 | ||
+ | # free | ||
+ | total used free shared buffers cached | ||
+ | Mem: 948140 184736 763404 6384 12948 112524 | ||
+ | -/+ buffers/cache: 59264 888876 | ||
+ | Swap: 0 0 0 | ||
+ | ==その他の方法== | ||
+ | ここでは1からインストールしていますが、RasPBX( http://www.raspberry-asterisk.org/ )を使うのも手です。 |
2016年3月31日 (木) 00:16時点における最新版
目次
Raspbianのインストール
基本的にRaspberry PiにOSをインストールする手順と同じです。
- 目的
- RPi上でAsteriskがコンパイルできる環境にする
- クロス開発環境等は構築するのが大変なのでRPi上でセルフでコンパイルさせます。CPUがそこそこ早いので、それほど負担にもなりません。
- ダウンロード
- https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/
- ここからRaspbian Jessieをダウンロードします。以下の例では"Full desktop image"の場合を示しています。最近はSDカードも容量が大きいのでケチらずにDesktopを入れておきましょう。
- イメージの書き込み
- Win32Diskimagerとかddを使ってmicro SDにベタ書きします。
初期セットアップ
micro SDを挿して起動したら、何とかしてRPiにログインします。
- USB-シリアルでシリアルログインする
- HDMIでテレビに繋いでUSBキーボードとマウスも繋ぐ
- sshでログインする
- IPアドレスはDHCP取得なので何とかして調べる
rootで行う作業が多いので、sudo -s してrootで作業してしまいましょう。
インターネットに繋がる状態で、まずはアップデートしておきます。
aptitude update
次にmicro SDを目いっぱい使うように拡張しておきます。
raspi-config
を実行して、1番の"Expand Filesystem"を選び、画面に従いシステムを再起動すると拡張されます。
再起動したら同様にraspi-configを実行し、以下を設定しておきます。
- 2 Boot Options -> B1 Console
- 5 Internationalisation Options -> I2 Change TimezoneでAsia->Tokyo
- 9 Advanced Options -> A7 I2Cを有効に
- 9 Advanced Options -> A9 Audio -> Force 3.5mm
Asteriskをコンパイルするために以下のようにしてパッケージを追加します。(PJSIP,ALSA込)
apt-get install ncurses-dev libxml2 libxml2-dev sqlite libsqlite3-dev libssl-dev apt-get install uuid uuid-runtime uuid-dev apt-get install libjansson4 libjansson-dev apt-get install subversion apt-get install libclalsadrv2 libclalsadrv-dev apt-get install libpjsip-simple2 libpjsip-ua2 libpjsip2 libpjproject-dev libsrtp-dev srtp-utils
これでAsteriskはコンパイルできるはずなのですが、PIASTがI2Cを使うのでI2Cを使う場合のツールなんかもここでいっしょに入れておきましょう。
apt-get install libi2c-dev i2c-tools
Asteriskのコンパイルとインストール
適当なディレクトリにAsteriskのソースを展開し、./configure,make,make install,make samples,make configを行えば入ります。入るはずです。
簡単に動かすにはまずasteriskを止めて(/etc/init.d/asterisk stop)から以下の手順でサンプル設定ファイルを使ってください。
# cd /etc # mv asterisk asterisk.bak # mkdir asterisk # cd asterisk # wget http://ftp.voip-info.jp/asterisk/conf/conf-sample-13_current.tar.gz # tar zxvf conf-sample-13_current.tar.gz
サンプル設定ファイルはコメントを見れば大体内容がわかるように書いた(つもり)です。
また Asterisk 13 サンプル設定ファイル のページも参照してください。
ツール類
シェルスクリプト等、PIAST用のツール類を http://ftp.voip-info.jp/piast/ に置いてありますのでご利用ください。
パス等は書き換えて使用してください。
microSDの延命をはかる
ヘルプ募集中!
swapをなしにする
Raspibianはデフォルトでは通常ファイルへのswapを使用しています。ですがswapするほどのプロセスを動かすようなもんではないのでswapは無しにしてしまいましょう。
# apt-get remove dphys-swapfile
コマンドを実行したら再起動します。これでswapがなくなります。
# free total used free shared buffers cached Mem: 948140 184736 763404 6384 12948 112524 -/+ buffers/cache: 59264 888876 Swap: 0 0 0
その他の方法
ここでは1からインストールしていますが、RasPBX( http://www.raspberry-asterisk.org/ )を使うのも手です。